【絵付け・ポーセラーツのお役立ちツール】
本来絵付け画材ではないのですが、工夫次第で役に立つツールの紹介です。絵付ライフをより安く、便利にしましょう!
*練り消しゴムをほこり取りに 竹串に練りけしごむを付けたもので、練りけしの先を細く整えて使います(串に刺したほうが作品に触れる危険性が少なくなるのと、変な力が入らない分いいと思います)。
ペインティング中に着いたホコリをとるのに簡単に、かつあまり作品には触れずにとることが出来ます。私の先生から教えてもらいました。私にとってこれは非常に便利で無くてはならない必需品です。
2002/7/31ゆうさま情報
*アクセサリーケースを絵の具パレットに 100円ショップのアクセサリーケースです。これのミソは、*軽くて持ち運びに良い*安い*蓋をしたままでも中の色が確認出来て探しやすい*仕切がしっかりしているので色が混ざらない、といったところでしょうか。黄色の他に、緑、ピンクもあるようです。色の名前がわかるように、白いシールなどを蓋に貼って名前をメモすると完璧です(油性マジックはすぐ取れてしまうので、いまいちです)。
*ペット用デオドラントシートを敷物に 本来ペット用のトイレグッズです。サイズが30×40ほどあるので、制作時に作業台に敷くと、オイルをこぼしても吸い取ってくれるので安心です。また、筆の余分な絵の具を払うペーパーがわりにもなります。本来の目的がアレな為、抵抗のある方も多そうですが・・・。
*透明クリアケース+プレート立てを参考書立てに 透明である程度固さのあるクリアケース(サイズはA3〜名刺サイズまで各種、文具店にあります)に参考絵を入れ、皿立てによりかけると場所も取らず、また本絵も汚さずにすみます。クリアケースは上から絵付けも可能ですから、本画をなぞって筆運びの練習をするのにも使えます。勿論、焼成は出来ません。
*タッパーを絵の具保存に 制作の途中で作業を中断したいとき、タイルごとこのタッパーで密閉すると絵の具の乾燥よけ、ほこりよけになります。Lustroware社のKeeper/No.B-1813が、15センチタイルがすっぽり収まるのでお勧めです。菓子の缶や100円ショップの書類ケースも使用出来ますが、サイズ・密閉度いずれの点でもこちらが良いようです。
*ジッパー付き整とん袋を小物入れに 1つの絵の具を分け合ったり、ペン先などの細かい道具の収納に便利です。透明なので外から一目で何が入っているかわかりますし、ジッパーが付いているので液体の乾燥防止にもなります。文具店や台所用品売り場にあり、サイズは各種存在します。
*ジャムの小瓶を筆洗に 金油やラベンダーオイル、エナメルシンナー等を瓶に小分けして、筆洗い専用にすると便利です。東急ハンズなどではこの状態で販売もされているようです。蓋の材質によっては(ゴムとか使っている場合)、中身の溶液で溶ける時もあるので、瓶の半分くらいまでにしたほうが良いでしょう。
*筆巻き改造 お習字道具などの売り場にある筆巻きですが、下の方に細いゴム(100円ショップにある黒い髪ゴム)を通し、そこに1本ずつ筆を止めています。細い筆は2つ、太い筆は4つ前後の間隔で、表裏と通し、はじっこは切らずに余ったゴムを何周か巻いて止めると、後々調節が利いて良いです。
ゴムはふにゃっとして通りにくいので、先端にセロテープを止めて堅くするとやりやすいです。どの筆がどこにあるかとても探しやすく、ゴムで止まっているので筆がなくなることもないです。
*ペーパーパレットをタイル代わりに 油絵売り場で売られている、紙製のパレットです。出稽古で道具を持ち歩く時、タイルが重いので代わりにこれでなんとかします。ただし紙なので、あまり強く練ったり金液等使用すると破れますから、練る小さいタイルと併用すると良いでしょう。
「必殺ツール」投稿募集中!
上記のような「本当は別の目的のために作られたけど、絵付けにとってもいい!」グッズの情報をお待ちしています。*入手が簡単*安い、の2点が揃えば文句無しです。ブログにかきこしていただくか、20K程度にJPG形式で圧縮した画像をメールにてお送り下さい。皆様からの投稿、お待ちしています!
2002/8/1 金井景子制作 2013/3/4加筆
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