【デルフト窯2】オランダ

工場内部はあまり奥まで見学出来ませんでした。でも、一通りの行程はわかるように、見学通路付近にサンプルが置いてあります。普通の磁器と同じなのですが、何故か磁土から本焼きまで、全く縮んでいないのが不思議でした。
左から、成形、素焼、呉須絵付、本焼(ビスク仕上)、本焼(釉薬がある仕上)。ビスク地のものもステキでしたが、ショップでは販売していませんでした。あれって何のための行程なのでしょうか・・・。
窯を堪能したので、水路の東門まで回り道をしました。実は最初デルフトへ着いたとき、市場でまったりしていたら窯場見物が間に合わず、急きょ2日に分けて赴くことになったのです。1日ではなかなか見物しきれませんでした。
デルフトの町並みです。左写真の高い塔は広場の教会。右の写真は、その塔に登って町を撮影したところです。オランダらしく、水路が至る所にあってステキです。
また、広場にはデルフト焼のお土産屋さんがたくさんあります。左のような赤絵風あり、デルフトブルー1色あり。転写ものは安いのですが、手描き作品はとっても高いです。オランダの物価を考えると、途方もない値段。
これはデルフトではありませんが、アムステルダム国立ミュージアムにもチャイナルームがあります。地下の32室辺りにあるのですが、マイセンやリモージュ焼きもたくさん展示してあって、絵付に興味を持たれる方は是非行かれるといいと思います。
フレス窯で購入したおみやげ。

 

転写シールの商品が主力商品でしたが、せっかく現地まで来たので、小さくても手描きのものを求めました。難ありコーナーもあって、お安く求める事も出来るので要チェックです!

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