【マイセン窯見学】

通常入れない工場内を見学しました

11月に、ハンブルク大会オプショナルツアーでマイセン工場見学をしました。成形から、すべての行程を見たので、2日に分けての見学です。左はショールーム入り口です。まずマイセンの歴史レクチャーを受け、見学をしました。奥には職業訓練学校もあります。
型どりした磁土に細工します。左の馬は、これから足、台座の別パーツをつながれます。曲がってついてしまったり、焼成中に継ぎ目から亀裂が入ったりするので、ロスが多いそうです。右はレースをくり抜いています。まだ固まっていない状態なので、容易にカット出来る代わりに変形もしやすいそうで、やはり気を使う作業のようです。
右は型抜きでは出来ない細かなレリーフを作っています。こうして完成したものは素焼され、亀裂などの商品チェックが終わると呉須でマイセンのサインが入ります。
釉がけをします。プレート等は左のように大きな釉薬プールのようなところへ付けますが、フィギュアなどのパーツが込みいったものは、右のようにスプレーします。スプレーは、均等な厚さに釉薬をかけるのが難しいそうです。
焼成が終わると、それぞれの絵付ルームへと運ばれます。絵柄によって部屋が異なります。左はシノワズリルーム。ガラス板に速乾性の絵の具が乗っています。ラインではペンも使用しているようです。